オーシャンフォトニクスは,米Surface Optics Corp.(サーフェスオプティクス)と日本における代理店契約を締結し,同社製品の日本における販売を開始した(ニュースリリース)。
同社は,1977年の創業以来,可視から中赤外域まで対応したBRDFゴニオメータ,反射率計,熱放射率計,そして可視から近赤外域まで対応したハイパースペクトルカメラの開発・販売を行なってきた。研究開発から製品開発,現場検査,そして品質/生産管理まで幅広い用途で使用できる測定機器を提供している。
この製品は,ハンドヘルド型反射率計/熱放射率計研究室から現場まで,様々なで環境で高精度測定が可能で,広帯域BRDFゴニオメータ 紫外~可視~赤外域(0.35nm~14μm)対応している。また,マルチスペクトルカメラ,ハイパースペクトルカメラの可視~近赤外~中赤外域に対応しているという。
■主な測定用途は以下の通り
・宇宙用コーティング:α/ε(吸収率/放射率)評価,熱制御設計
・防衛・航空宇宙分野:赤外線シグネチャ評価,ステルス塗装検証
・熱設計:輻射吸収率測定による熱シミュレーション
・半導体製造装置:ウエハー処理部材の赤外放射率評価
・建築材料/省エネ設計:SRI,ASTM,LEED
・フォトリアリスティック CG レンダリング用反射データ取得
・反射材・遮光材の光学特性評価
・各種光センサー用受光面の設計・評価
・表面粗さによる散乱解析など