北陽電機,米企業と周波数変調連続波LiDARを開発へ

北陽電機は,米ライトICテクノロジーズと次世代の産業用アプリケーション向けにカスタマイズされた高度な周波数変調連続波(FMCW)LiDARセンサーを共同開発するための提携関係を発表した(ニュースリリース)。

このコラボレーションは,北陽電機の産業用センシングソリューションにおける専門知識とリーダーシップ,LightICの最先端のFMCW LiDARテクノロジーを組み合わせたもの。両社は協力して,急速に進化する今日の産業環境の要求を満たすだけでなく,それを上回るセンサーの開発を目指すとしている。

この提携を通じて,北陽電機は,もともと自動車用途向けに設計されたLightICの高度なFMCW LiDARプラットフォームを活用して,技術力を拡大する。また,最先端のソリューションでユーザーのニーズを満たすために,提供サービスを継続的に強化するという北陽電機の取り組みを反映するもの。

このLiDARは,高精度距離測定,直接速度検出に優れ,多様な環境条件で優れたパフォーマンスを発揮する。従来の飛行時間型(ToF)LiDARシステムとは異なり,周波数変調の原理を採用し,比類のない精度,堅牢性,長期信頼性を実現するとしている。

共同開発したこのLiDARセンサーは,次のような高度な産業用アプリケーションの要求を満たすよう設計されているとする。
•AGV/AMRシステム:正確なナビゲーションと障害物検出を保証
•サービスロボット:動的な環境での運用の信頼性を向上
•安全性とセキュリティのソリューション:リアルタイムで正確な状況認識を提供
•産業オートメーション:高度なオートメーションのニーズに応える高精度のセンシングを実現

FMCW LiDARプロトタイプの主な仕様は以下の通り。

北陽電機製 FMCW LiDAR仕様
パラメータ単位仕様
距離距離(@10%)m80
測距精度(@100m,10%)cm+/- 1
繰返し精度cm1.2
速度(ドップラー速度)範囲kph+/- 40
精度cm/s+/- 10
視野角(FoV)水平方向視野角(FoV)120
垂直方向視野角(FoV)38.4
フレームレートfps10
データインターフェースEthernet
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