光技術の国際会議「OPIC2025」が4月21日,パシフィコ横浜の会議センターで始まった。
Optics and Photonics International Congress(OPIC)は,Optics and Photonics International Exhibition(OPIE)と連携して開催される国際会議であり,世界中の研究者や技術者が集い,光とフォトニクスの科学と産業について議論する場となっている。
毎年開催されるこの会議は,最先端の研究成果を紹介し,科学技術によって実現される未来社会への道筋を示すことを目的としている。
2012年にスタートしたOPICは,毎年4月にパシフィコ横浜で開催されており,日本発の重要な国際会議として定着している。年々,新たな専門国際会議が加わり,参加者数も着実に増加している。
現在OPICでは,レーザー,生体医療,ナノフォトニクス,メタサーフェス,光計測,光操作,X線光学,IoT,ディスプレーと照明,高エネルギー密度科学,電力伝送,宇宙・地球科学,農業フォトニクスなど,幅広い分野にわたる専門国際会議を開催している。
学術と産業をつなぐ貴重な機会となっており,25日までの会期中,国内外から約1200人の研究者,学生などが参加を予定している。