オンセミ,イメージセンサで車内をモニタリング


米オン・セミコンダクターは,ベルギーで開催中の「AutoSensカンファレンス」で,運転者のモニタと搭乗者のモニタ機能を含む,「完全に統合された車内モニタシステム」のデモを行なった(ニュースリリース)。

デモは,同社の1MPグローバルシャッタ・イメージセンサ「AR0144AT」と,3つの「2.3MP RGB-IRイメージセンサ」を使用。このマルチカメラシステムは,リアルタイムで高品質なRGB-IRビデオを処理する米アムバレラの「CV2AQ」(System on Chip)および,複雑な身体と顔の分析,搭乗者の行動のモニタ,および物体検出を実行する米アイリスのAIソフトウェアを活用している。

運転者と搭乗者をモニタするアプリケーションは,直射日光から真っ暗な状態までのさまざまな照度で画像をキャプチャする能力が必要となる。「RGB-IRイメージセンサ」は,3.0μmの背面照射(BSI)と3露光HDRを用いてフルHD1080pを実現するとともに,優れたNIR応答性を備えている。RGBおよびIR光の両方に感受性があり,昼間のカラー画像と,NIR照明を用いたモノクロ画像の両方をキャプチャできるという。

人の存在を検出する車の安全システムは,次世代の機能として非常に重要なものとなる。同社は,センサ,プロセッサ,ソフトウェア企業間の連携することは,車内モニタシステムの性能を最適化し,市場投入時間を短縮するために不可欠だとしている。

キーワード:

関連記事

  • 浜松ホトニクス、AI半導体向け倒立型エミッション顕微鏡を発売

    浜松ホトニクスは、AIチップレットやHBM(High Bandwidth Memory)を採用した2.5D/3Dパッケージなど、先進半導体パッケージの故障解析に対応する倒立型エミッション顕微鏡「iPHEMOS-DDX」を…

    2026.09.30
  • 【解説】CPOモジュールの量産を阻む「自動検査」の壁と、AIデータセンター光化の行方

    生成AIの普及に伴い、データセンターではGPUなどの演算性能だけでなく、大量のデータをいかに高速かつ低消費電力でやり取りするかが大きな課題となっている。サーバーやスイッチ内部の通信速度が高まるほど、従来の電気配線では信号…

    2026.09.22
  • 【解説】AIで「シリコンサイクル」は変わるのか

    半導体市場はこれまで、需要増を受けた増産が供給過剰を招き、価格下落や設備投資の抑制につながる「シリコンサイクル」を繰り返してきた。ところが生成AIの急速な普及によって、この波の形が変わる可能性が出てきた(関連記事)。 A…

    2026.08.12
  • 半導体市場1兆ドル到達は4年前倒し SEAJが製造装置需要を上方修正

    日本半導体製造装置協会(SEAJ)は、2026年度から2028年度までの半導体・FPD製造装置の需要予測を発表した(ニュースリリース)。半導体製造装置の日本製装置販売高は、AIサーバー向け先端ロジックへの旺盛な投資や、広…

    2026.07.06
  • 【解説】IOWN AI ファンドが示す、AI時代のフォトニクス産業の広がり

    AIインフラの重心が、AIモデルを作るための大規模な設備から、完成したAIを現場に近い場所で動かす仕組みへ移りつつある。NTTなどが2026年6月10日付で発表した投資ファンド「IOWN AI Fund」(関連記事)が注…

    2026.06.23

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア