アマダと富士通,工作機器のIoT活用で協力

アマダホールディングス(アマダ)と富士通は,アマダが提唱する近未来のモノづくり「V-factory」の一環として,IoTを活用した新たな顧客サポートサービスを構築するため,顧客とアマダをIoTでつなぐ機器「V-factory Connecting Box」の開発とビッグデータ活用において協力することで合意した(ニュースリリース)。

「V-factory Connecting Box」は,マシンからのセンシングデータや稼働ログデータを,安全かつ安定したネットワークで取得する機器であり,顧客とアマダをつなぐ重要な役割を担う。

富士通の「FUJITSU Managed Infrastructure Service FENICSⅡ M2Mサービス」を用い,高いセキュリティーを確保したネットワークにより,モノづくりのあらゆる情報を連携させるプラットフォーム「FUJITSU Manufacturing Industry Solution COLMINAプラットフォーム」にてデータの蓄積や分析を行なう。また,OPC-UAとMT Connectのデータ交換標準規格にも対応し,アマダとのつながり以外の,オープンな情報連携を可能にする機能を備えている。

「V-factory」のサポートサービスにより,データ分析から予兆検知などを行なうことで生産を止めないサポートを実現するほか,マシンの稼働状況を把握することで顧客の仕事の効率向上のための気づきを提供するなど,顧客のモノづくりを支えていくことが可能になるという。

アマダと富士通は,レーザー加工機とその周辺装置を対象としたリモート保守の仕組みにおいて以前より共同で取り組んできた。今回両社は,センシングデータや稼働ログデータの効果的な活用により,「V-factory」による,顧客への付加価値提供サポートの実現につながるとしいてる。

キーワード:

関連記事

  • 名大、透明ナノシートを用いた高感度・超小型RGBフォトディテクタを開発

    名古屋大学は、ガリウム(Ga)をドープした酸化亜鉛(ZnO)ベースの透明導電体ナノシートを開発し、高い透明性と感度、さらに耐熱性を兼ね備えた高性能フォトディテクタを構築した(ニュースリリース)。同大学未来材料・システム研…

    2026.05.27
  • 東北大、単層シリコン基板で6G向けテラヘルツ光スイッチを実証

    東北大学大学院工学研究科・教授の金森義明氏らの研究グループは、次世代の6G通信への応用が期待されるテラヘルツ帯で動作する光スイッチの開発に成功した(ニュースリリース)。このデバイスは、微小な機械構造を駆動するMEMS技術…

    2026.05.08
  • 科学大,自動・適応型のOWPTシステムを開発

    東京科学大学の研究グループは,室内などで照明のある明所と,照明のない暗所の両方に対応し,自動的に複数のIoT端末に電力を供給可能な光無線給電(OWPT)システムを開発した(ニュースリリース)。 近年,IoT(Intern…

    2025.11.04
  • 阪大,土に還るサーマル土壌含水率センサを開発

    大阪大学の研究グループは,紙,天然ワックス,錫など環境に配慮した材料のみで構成された土壌含水率センサの開発に成功した(ニュースリリース)。 これまで生分解性プラスチックなどを用いた環境に優しい電子材料に関する研究は数多く…

    2023.10.18
  • トムラ,光学選別技術で有毒な雑草を除去

    トムラソーティングは,葉物野菜から有毒な雑草を除去する,ベルト式光学選別「TOMRA 5B」および自由落下式光学選別機「TOMRA 5C」を発売している(ニュースリリース)。 加工ラインにおける食品の安全性に対する脅威の…

    2023.09.07

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア