光の旅はどんな旅?
僕が住んでいる街は東京都心を起点とする某有名私鉄沿線ではあるけれども,かなり外れのほう,はっきり言って田舎である。夜は明かりが少ないから,星がそれなりによく見える。帰宅時に駅を降りて家まで向かう途中には,星空を見上げて歩...
2016.07.11
光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。
僕が住んでいる街は東京都心を起点とする某有名私鉄沿線ではあるけれども,かなり外れのほう,はっきり言って田舎である。夜は明かりが少ないから,星がそれなりによく見える。帰宅時に駅を降りて家まで向かう途中には,星空を見上げて歩...
2016.07.11
子供の頃は目の前に広がる景色が僕の世界の全てだった。空一面を暗い雲が覆ったりしたときには,晴れ間というものがこの世から駆逐され,二度と戻ってこないのではないかと心配したものである。そんな心配で心が絶望的に真っ暗になってし...
2016.06.10
かつて,テレビで「スポ根(スポーツ根性)もの」と呼ばれる番組が流行っていた時代があった。「スポ根もの」とは,主人公が打ち込むスポーツの道で信じ難いほどの根性で数々の試練を乗り越えていくというお決まりのストーリーの番組の総...
2016.05.10
僕が初めて手にしたカメラは父が持っていたパールⅣというフイルムカメラだ。カメラボディ上部のボタンを押すと蓋がパカリと開いて蛇腹胴のレンズが飛び出し,カメラとして機能する仕組みだ。一眼レフにはかなわないものの,上等なレンズ...
2016.04.18
いつのことだったか,こんなことを言われたことがある。「瞳の色が茶色の人は移り気なんだって。そして,あなたの瞳の色は茶色。」特に何か抜き差しならぬ状況であった訳ではなく,普通の雑談の時であったことを断っておく。それはともか...
2016.03.23
初めての熊本は,あわただしい日帰り出張の旅だった。事前に現地に住む知人からメールでお勧めの食べ物をいくつか教えてもらっていて,その中に「太平燕」という食べ物の名前があった。なにやら目出たそうでもあり,そして謎めいている...
2016.02.23
ハノイに行ってきた。ベトナムに行ってみたいという妻と,カンボジアのアンコールワットをぜひ見たいという僕との折衷案として,限られた休暇の前半をカンボジア,後半をベトナムという旅程を組んだのだ。
2016.01.26
子供の頃,僕はトリコロールと言うのは,なにやら素敵な西洋菓子の名前だとばかり思っていた。一体どんなロール菓子なのか,ずっと気にかかっていた。カステラ生地でたっぷりの生クリームを巻いた豪華なロールケーキだろうか。それとも,...
2015.12.24
ホログラフィーというのは光技術の中でも長きにわたって高い人気を維持するスターの一つである。その人気の秘密は何と言ってもリアルな立体像を再生できるという点に尽きるだろう。これによって,多くの研究者がホログラフィーに魅せられ...
2015.11.17
テニスのウィンブルドン選手権では,出場する選手が純白のウェアを身につける事が義務づけられていることは有名な話だ。なにせちょっとしたアクセントやクリーム色もだめだという徹底ぶりである。今年の大会では黒い下着をつけていた女子...
2015.10.16