• 光技術者として日々の研究にいそしむ著者が,これまでの経験や日常を通じて感じる光に関するあれこれを,肩ひじ張らずに綴る人気のコラム。その飄々としたキャラクターも魅力の一つです。

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  • 青い光と白い光

    青い光と白い光

    毎年,ノーベル賞が発表される時期になると,俄にノーベル賞候補者の名前が取り沙汰されるようになる。そして国内では,日本人がノーベル賞を受賞するかどうかと言う話題で,そわそわとした雰囲気となる。ひとたび日本人の受賞者が出たり...

    2014.12.17
  • ひかり号を超えるもの

    ひかり号を超えるもの

    子供の頃,僕は父の勤める企業の東京の社宅に住んでいた。そこには,全国様々な地方出身の家族が住んでいた。北海道に帰省する我が家は飛行機を利用していて,友達からは随分と羨ましがられていた。でも,僕は飛行機に乗るのが怖くて,本...

    2014.11.20
  • 山椒魚は悲しいか?─近接場光の穴─

    山椒魚は悲しいか?─近接場光の穴─

    井伏鱒二の小説で山椒魚が大いに悲しんだのは,苔だらけの岩屋から外に出られなくなってしまったためだ。二年程の思索の時間を過ごすうちに大きくなりすぎてしまった頭が,出口の小さな穴を通らなくなってしまったのだ。それにしても山椒...

    2014.10.06
  • ブラックライトが照らし出すもの

    ブラックライトが照らし出すもの

    十代の終わり頃,僕は浪人生活を送っていた。最後の受験を東京で終えた後,僕は北海道の自宅にすぐには帰らず,結婚して関東に住んでいた従姉妹夫婦の家で数日間を過ごした。昼間はあても無く東京近辺をぶらついたり,従姉妹の子供を連れ...

    2014.09.19
  • 観光 ─光を観る?─

    観光 ─光を観る?─

    旅が好きで,もういつでも旅をしていていたいと思っているほどだ。旅にも,スーツで行く出張の旅や緊張と感動が同居した山の旅など,いろいろとあるが,やっぱり観光旅行がお気楽である。僕の観光旅行のスタイルは,行きたい場所を大体決...

    2014.08.22
  • トムは何者?

    トムは何者?

    ヘルシンキにはデザインミュージアムというユニークな美術館がある。それほど大きな博物館ではないけれども,電化製品や日用品など,デザインの国フィンランドならではの展示物が並んでいて,飽きることなく過ごすことができる。トイレに...

    2014.07.23
  • 遠近感の罠

    遠近感の罠

    僕が住んでいる街の上空は,西に向かう飛行機の航路となっている。羽田から飛び立った飛行機は,ここ関東の西のはずれで上空数千mに達し,見事な飛行機雲の航跡を残していく。ぐんぐんと伸びていく飛行機雲を見ていると,なんだか僕自身...

    2014.06.12
  • 石川五右衛門とプラズモン

    石川五右衛門とプラズモン

    石川五右衛門は豊臣秀吉の時代の盗賊団の頭である。時には人殺しも厭わなかったというから決してほめられた生業ではないが,五右衛門の盗賊団が盗みを働く相手は秀吉を筆頭とする権力者のみだったこともあり,庶民にとってはヒーロー的な...

    2014.05.21
  • インスタントラーメンと光

    インスタントラーメンと光

    久しぶりに袋入りのインスタントラーメンを作って食べた。僕が子供の頃から売られているロングセラーの銘柄だ。刻んだ長ネギを少し散らしてラーメンをすすったその瞬間,「ん?」という不思議な感覚に包まれ,そして懐かしい記憶が蘇って...

    2014.04.17
  • たまご肌の秘密

    たまご肌の秘密

    白くて艶のある「たまご肌」になりたい,というのは,多くの人たちが抱く願望である。ここでいう「たまご肌」とは茹で卵の白身(しろみ)のことだ。中には,茹で卵の黄身のような肌を手に入れたい,とか,生卵の白身のような透明な肌にな...

    2014.03.07

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