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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

光の基本的なパラメータの定義から,波長特性,光学素子,幾何光学など,光工学を操る上で欠かせない物理や知識を,基礎から丁寧に解説します。

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像形成の物理光学2 —Fraunhofer回折—

3.4 Fraunhofer回折 3.4.1 回折パターンの計算 R. P. Feynmanが量子電磁力学を一般向けに論じた本でミラー反射を取りあげている1)。説明ではミラーからは正反射を行う部分だけでなく,あらゆる位置 […]

像形成の物理光学1

3. 像形成の物理光学 幾何光学の章では理想的な結像がどのように行われるかについて説明した。光にはもう一つの見方として物理光学があり,光工学では両者をミックスして考えねばならない。本章では結像における物理光学の根幹をなす […]

幾何光学4—近軸光学3—

2.7 FナンバーとNA 焦点距離と入射瞳が決まると光学系を通過する光束の状態が分かり,軸上での明るさや解像性能の指標となるFナンバー(F#)が定義できる。F#はカメラの交換レンズで焦点距離に併記される重要性能である。F […]

幾何光学3—近軸光学2—

2.5.4 近軸追跡 近軸追跡は光学系を数値的に扱う基本である。この計算法さえ覚えておけば,レンズの基本的な量は殆ど計算できる。 まずレンズデータを作る。例として接合レンズもあるTessar型と呼ばれるf50 mm/F2 […]

幾何光学2—近軸光学1—

2.4 結像とは 結像とはどういう意味かを考えてみる。均質な空間に異なる点AとBがある時,AからBにいたる光線は2点を直線でつないだ1本である。ところが光学素子の光を曲げる機能を用いると,図14に示す特殊状態を実現できる […]

幾何光学1—基本法則—

2. 幾何光学 2.1 Fermatの原理 本章では結像について取り扱う。光の結像は光が起こす最も有用な現象の一つである。光の伝播を表わす方法は色々あるが,光線を使う表記が直感的で分かり易い。空間内の点Aから点Bの間が停 […]

光学素子3—結晶,ミラー—

1.3.3 結晶 光学ガラスは製造過程で均質性を保つために結晶化を防ぐ。一方,結晶には構造に基づくクセはあるがガラスのように透過率も均質性もよい材料があり,製造面での難しさはあるものの,光学素子として使用される。前回の表 […]

光学素子2—光学ガラス—

1.3.2 光学ガラス 環境の影響がわかったので,次は具体的な光学素子を扱ってみる。 まずは透過素子であるが,光工学で使用されている主はガラスと結晶で,最近ではプラスチックも頻繁に使われるようになってきた。 ガラスは図6 […]

光学素子1—環境—

1.3 光学素子 光工学で主に使う素子はレンズとミラーである。すべてのエンジニアリングは最終的に材料が適用限界を決める。光工学で使う材料はガラス,結晶,ミラー材料,プラスチックなどで,メカ設計に比べ種類が少なく,制約が大 […]

光とは—波長特性について3/紫外領域—

1.2.3 紫外領域 紫外(UV)領域は可視域から外れるので主な応用は加工と計測分野になる。紫外領域はX線領域に行くまでの広い範囲をカバーするが,表4に示すように赤外とは呼び方が異なり,大きくはUV-A,UV-B,UV- […]