世界で初めての心霊写真は,1860年代にアメリカの写真家ウィリアム・H・マムラーによって撮影され
たものとされている。1839年に写真が発明されてから,わずか20年余り後のことである。マムラーが撮影した写真には,被写体となる人物の背後に,亡くなった家族の姿が寄り添うように写っていた。

現在では,それらの写真は二重露光による創作であることがほぼ明らかになっているが,当時は「霊が映る写真」として評判を呼び,マムラーの商売は大いに繁盛したという。
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