幻日の現実

仕事帰りの道すがら,まだ日が長い時期で,夕日というには少し早めの太陽が西にうっすらとかかった雲を透かして見えている。その太陽から水平方向右側,少し離れたところに光の塊が出現しているのを見つけた。それは少し縦長で,水平方向に虹色ににじんでいる。よく見れば太陽を挟んで反対側にも同じような光の塊が出現している。幻日だ。本物の太陽は少し暴力的な強さを持つ神のような存在だけれども,幻日はなんとも神秘的で,いつ消えてしまうかわからない儚さを感じさせる存在である。

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