テラドローンは、UAV搭載型レーザースキャナー「Terra LiDAR」シリーズの次世代モデル「Terra LiDAR 4」と、3DGS対応のハイブリッドSLAM「Terra SLAM TRINITY」の2製品を発売した(ニュースリリース)。
日本の建設・測量業界では、慢性的な人手不足や就業者の高齢化に加え、さらなる生産性向上が急務となっている。しかし、高精度な3次元計測機器は依然として高額であり、導入のハードルが高いことが課題でした。テラドローンは、こうした「コストの壁」を打ち破り、すべての現場で高精度な3次元データが活用される世界を目指している。今回の新製品は、性能で妥協することなく、従来の常識を覆す低価格を実現することで、中小規模の現場まで広くデジタル化を浸透させるために開発された。
「Terra LiDAR 4」は、現在国内で販売されている低価格帯LiDARの中でも、他を寄せ付けない圧倒的なスペックを誇るUAV搭載型レーザースキャナー。 独自開発の技術革新により、従来の高精度UAV搭載型レーザースキャナーの約3分の1という極めて低いコストを実現。公共測量に必要な精度(±5cm)を完全にクリアしている。
1秒間に最大200万点の照射が可能となり、地形の微細な起伏や構造物のエッジを極めて鮮明に再現。さらに、高解像度なデュアルカメラを搭載することで、点群データへのリアルな着色と、視認性に優れたオルソ画像の同時取得を実現した。また、16リターンの対応により、植生が極めて濃い山間部でも地表面の点群取得率が大幅に向上。従来の機器では困難だった複雑な地形でも効率的にデータを取得でき、1フライトでより広範囲な計測が可能となる。


「Terra SLAM TRINITY」は、国内未発売の「3-in-1」次世代計測デバイス。従来の測量手法と最新技術を一つのデバイスに集約した。
本製品は、マルチGNSS(GPS、GLONASS、Galileo、BeiDou、QZSS)による高精度測位と、移動計測を可能にするハンディ型SLAM機能を統合した。さらに最新技術「3DGS(3D Gaussian Splatting)」への対応により、従来の点群データを超えた実写さながらの極めてリアルな3次元モデルを生成するという。従来の点群データでは判別しづらかった現場の細かな質感や色味を、3DGS技術によって実写に近いクオリティで可視化。これにより、現場確認や発注者への説明、BIM/CIMモデルへの活用において、これまでにない直感的な理解を促進するとしている。





