TSKは、韓国 サムスンディスプレイと共同で、青色有機ELディスプレー材料の開発を本格的に推進すると発表した(ニュースリリース)。

有機EL材料の合成には、これまで主にパラジウム触媒が使用されてきたが、パラジウムは主な原産国がロシアと南アフリカで希少性が高い金属。調達不安やコスト高の懸念に加え、精錬時の環境汚染も問題視されており、持続可能性の面で多くの課題が指摘されている。
TSKでは、パラジウムの代替として、地球上に豊富に存在する鉄を触媒とした環境負荷の低い独自の化学プロセスを確立した。反応工程の大幅な簡略化(省工程合成)が見通せる他、これまでパラジウムでは合成が困難だった分子構造の構築も可能となるという。
両社は、ディスプレーの中でも実現が難しいとされる青色有機ELの高効率・長寿命化を目指すとしている。



