INPEX,光ファイバセンシング論文で最優秀論文賞

INPEXは,同社社員の技術革新的な研究成果が,国際的な物理探査技術の専門誌「The Leading Edge(TLE)」の2024年最優秀論文賞に選出されたと発表した(ニュースリリース)。

The Leading Edge誌は,米国物理探査学会(SEG)が発行する世界的権威のある物理探査分野の技術専門誌であり,最新技術や応用事例に関する論文が掲載されている。

この論文は二酸化炭素(CO2)を用いた原油回収促進技術(EOR)の実証試験における光ファイバセンシング技術(DAS)に関するもので,2025年8月に米国ヒューストンでの米国物理探査学会(SEG)の年次総会の場で表彰された。

受賞論文の内容は以下の通り。
・新潟県阿賀野市でのCO2を用いたEORの実証試験でのDAS技術の適用事例
・複数坑井のDASデータを用いた地震探査データ取得・処理の業界初の取り組み

この論文がDAS技術のCCS(CO2を「分離・回収(Capture)」し「貯留(Storage)」する技術)分野など多分野への応用可能性を示した点が高く評価された。

同社は,2025年2月に策定した「2025-2027中期経営計画」において,R&Dを通じて競争優位に事業を進めるための強みを獲得することを目標として掲げており,今後とも既存事業の優位性を発展させることに加え,新規事業を創造することを目指すとしている。

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