村田製作所,LiDARで交通量を見える化

村田製作所は,交通量を見える化するトラフィックカウンタシステムによるデータ提供サービスを,現地サービスプロバイダを通じて,インドネシアで4月から開始する(ニュースリリース)。

東南アジアの一部では,広告市場でインターネット広告に次ぐ高い成長率となっている屋外広告に対し,広告効果を向上させるソリューションニーズが高まっている。しかし,多くの東南アジア諸国では時間帯別の交通量や走行車種の情報など,交通情報の可視化が進んでいないため,視聴者層を考慮した屋外広告宣伝の手法が確立されていなかった。

同社が開発したシステムは,雨や夜などの分析環境の変化に対応するため,カメラより優れた耐環境性能を持つLiDARをメインセンサーとして採用した。高精度なセンシングにより,交通量だけでなく,乗用車・大型車など車種情報を分類した交通データも安定的に生成することができるという。

これにより,平日の通勤時間帯にはビジネスマン向けの広告を行なうなど,時間帯および車種情報を考慮した戦略的な広告宣伝が可能となる。また,地域の交通量を見える化することで,交通が活発な場所にショッピングモールを建設するなど,都市計画策定の参考情報として利用が拡大することも期待されるとする。

このシステムによるデータ提供サービスはインドネシアをはじめ,タイやマレーシアなどアセアン地域での展開を進めていくとしている。

その他関連ニュース

  • 北陽電機,AGV/AMR向けLiDARを発売 2021年04月06日
  • 港空研ら,グリーンレーザースキャナーで海底計測 2021年04月05日
  • STのMEMSミラー,IntelのLiDARに採用 2021年03月19日
  • 2020年光学ユニット世界市場,5兆5,967億円に 2021年03月09日
  • パナ,公道で自動運転ロボによる配送実験を開始 2021年03月04日
  • オンセミ,車載LiDAR向けSiPMアレーを発表 2021年03月04日
  • ソニー,LiDAR向けSPADセンサーを開発 2021年03月02日
  • パイオニア,中距離3D-LiDARの量産開始 2021年01月25日