オリンパス,工業用ビデオスコープを発売

オリンパスは,石油プラントや発電所など,インフラメンテナンスで活用できる工業用ビデオスコープ「IPLEX GAir」の販売を全世界で開始した(ニュースリリース)。

配管検査を中心としたインフラメンテナンスにおいては,配管が入り組んだ構造になっているだけでなく,暗く限られた視野の中で検査を行なわなければならず,作業効率向上および作業者による技術レベルの格差などが課題となっていた。

この製品は,今まで到達できなかった箇所まで検査できる挿入長30mの長尺スコープに空気圧湾曲機構を採用し,快適な湾曲操作を実現。スコープ先端に搭載された重力センサーで,ライブ映像の天地方向を実際の天地方向に合わせて表示できる。スコープを挿入した長さを表示する機能も装備し,見失いがちな検査箇所の位置をすばやく認識できるという。

また世界初の,重力センサーによる画像自動回転機能などを搭載し操作性を向上させつつ,最大220度の視野を高精細に観察できる画像処理機能で視認性を高めている。これにより,経験の浅い検査員でも入り組んだ配管を簡単かつ効率的に検査することが可能となるという。超広角アダプターを用いることで直視方向と配管の壁面を同時に観察することもできるため,検査効率の向上が図れるとしている。

さらに100m離れた場所からでも遠隔操作できるため,原子力発電所内の汚染区域など,危険性のある場所でも安全な距離を保って検査ができる。検査現場にビデオスコープを設置し,離れた場所から制御するといった検査方法にも対応するとしている。

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