コーニング,「Gorilla Glass」シリーズに新製品を追加

米コーニングインコーポレイティッドは,カバーガラスのポートフォリオである2つの新製品,「Gorilla® Glass DX」および「Gorilla® Glass DX+」の追加を発表した(ニュースリリース)。

新製品は「Gorilla® Glass 6」に続いて発売されるもの。新製品の組成は既存製品「Gorilla® Glass SR+」から発展しており,Gorilla Glass製品と組み合わせて用いることができるため、モバイルデバイスメーカーが抱える設計上の課題にも最善の対応ができるとする。現時点では主にウェアラブルデバイスへの導入が進められているが,より大型デバイスへの導入に向けた開発も行なわれているという。

同社の消費者を対象とした過去7年間の調査の結果,約半数がカバーガラスに求める機能として,可読性(readability)を挙げている。しかし,それと引き換えに耐擦傷性と耐久性が低下することは許されない。新製品はどちらも優れた可読性に加えてシリーズ最高の耐擦傷性・本質的なタフさを備えており,現代の最新モバイル向けディスプレーに最適な製品だとしている。

新製品はいずれも標準的なガラスと比べて表面反射率を75%向上させるとともに,同じ画面の明るさの条件下で,表示コントラスト比を50%アップさせ,ディスプレーの可読性を高めている。光学的透明性に関するこれらの改善は,バッテリーの長寿命化にも寄与する。

これら2つの製品は,耐擦傷性レベルが異なる。「Gorilla Glass DX」は,Gorilla Glassと同等レベルの優れた耐擦傷性と強化した光学性能を備える。一方,「Gorilla Glass DX+」は,他の高級カバーガラス材料に迫る最高クラスの耐擦傷性と更なる光学性能を備えているという。

キーワード:

関連記事

  • QDレーザ、スマホ連携の新型視覚支援デバイスをクラファン利用でテスト販売開始へ

    QDレーザは、独自の網膜投影技術「VISIRIUM Technology」を搭載した、スマートフォン接続対応の網膜投影アクセサリー「RETISSA VIEWCLEAR(ビュークリア)」を開発した(ニュースリリース)。本製…

    2026.05.15
  • 【interOpto2025】夏目光学、可視化実験用モデルを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、夏目光学【可視化技術フェア No. B-16】は、可視化実験用モデルを展示している。 展示されていたのは、エンジンのシリンダーなど車載部品をガラスで製造したものだ。…

    2025.11.12
  • 【interOpto2025】五鈴精工硝子、透過・拡散ガラス・両面レンズアレイを展示

    interOpto / 光とレーザーの科学技術フェアで、五鈴精工硝子【紫外線フェア No. C-15】は、紫外線殺菌・露光装置に注目される成型可能な紫外線透過ガラス「IHUシリーズ」、高い拡散効果と安定した配光特性を誇る…

    2025.11.11
  • 産総研ら,PVカバーガラスの希少元素抽出法を開発

    産業技術総合研究所(産総研),中部電力は,太陽光パネルのカバーガラスに含まれる希少元素アンチモン(Sb)を抽出するためのプロセスを開発した(ニュースリリース)。 太陽光パネルの構成品の一つであるカバーガラスは,多くの場合…

    2025.10.08
  • 東大ら,単一元素金属がガラス化する仕組みを解明

    東京大学と中国松山湖材料実験室の研究グループは,単一元素(金属)がガラス化するメカニズムを大規模シミュレーションにより解明した(ニュースリリース)。 金属ガラスは,結晶性金属にはない高強度や耐食性,優れた加工性などの特性…

    2025.09.12

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア