スタンレー電気が岩崎電気を100%子会社化(2026年4月1日予定)する決定は、光業界にとってインパクトのあるニュースとなった。

スタンレー電気は、自動車の「光」を主戦場としており、車載ランプやセンサー、光学モジュールなどの製品を供給。一方の岩崎電気は、公共・屋外の照明ソリューション事業に強みを持ち、加えて硬化・殺菌・加熱などに使う産業用UV光源/照射装置で高い競争力を築いてきた。
両社は可視光レーザーを用いた研究開発も行なってきたところで共通する。今回のスタンレー電気による岩崎電気の買収には、どのような経緯があったのかは現時点では不明だが、「自動車中心」から「公共インフラ・産業」へ重心を広げる象徴的な再編とされる。
スタンレー電気にとっては、これまで参入障壁が高かった道路・公共施設、工場プロセス領域へ“光のソリューション”として踏み込みやすくなる。さらに岩崎電気側も、次世代公共照明の開発加速や道路灯拡大を掲げており、国内更新需要と海外インフラ需要の両面で成長シナリオが描ける。いずれにしても今後の事業展開が注目される。



