材料の分光・指向放射率

放送大学 梅干野晁 東京工業大学 押尾晴樹

1. はじめに

netsu_04_13

放射に関する基礎的な物理法則に加えて,前回は計測上の問題として,対象材料の放射率と対象面とカメラの間の大気の吸収・散乱が測定値に及ぼす影響を熱画像も交えながら解説した。連載の第1回目から,赤外線環境計測においては放射率補正と大気補正が重要であると述べてきたが,そのことを理解して頂けたのではないだろうか。今回からは,具体的にそれぞれの補正方法について話を進めることにする。まずは放射率に焦点を当てる。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    関連記事

    • 【トレンドを読む】NTTが示した「IOWN」のネクストステージ

      ※IOWN(Innovative Optical and Wireless Network)=NTTが提唱する次世代の情報通信基盤構想 AI時代の電力危機を救う光技術 NTTは,最新のR&D関連の取り組みを紹介す…

      2026.01.14
    • 情報通信の通信機能以外のご利益

      (コンサルティングの分類) コンサルタントとお付き合いがあった方はご承知の通り,コンサルテーションには訪問型と常駐型という分類があります。必要なタイミングでコンサルテーションの場に訪問するか,あるいはコンサルテーションを…

      2020.03.18
    • 「どっちか」より「どっちも」

      (社会科学は自然科学より難しい) 大学で心理学を専攻し,アンケートによる意識調査を専門にしている先輩がいました。口癖は「社会科学は自然科学のように簡単ではない」でした。最初に聞いた時には,何を言っているのか意味が分かりま…

      2020.03.03
    • 聞くは一時の恥とは言いますが

      (企業家の成長) 親会社が証券会社だったこともあり,新しいベンチャー企業へ訪問する機会がよくありました。証券会社をはじめとする金融企業へ,従来に比べ熱心にコンタクトしてくるのは,一層の成長を目指し従来以上の資金需要が生じ…

      2020.02.18
    • 組織的積極的もの忘れ

      (評判が悪かった題名) ずいぶん以前のことですが,「やらなきゃ良かったあのテーマ」という題名の本をだしたことがあります。この題名についてあるお客様から,「技術者のまじめな努力を茶化しているような感じがする」といったご批判…

      2020.01.31

    新着ニュース

    人気記事

    編集部おすすめ

    • オプトキャリア