オフィール,10-135/18-225 MWIRレンズを発表

米MKS Instrumentsは,「Ophir LightIR 10-135mm MWIR f/3.6連続ズームレンズ」と「Ophir LightIR 18-225mm MWIR f/3.6連続ズームレンズ」をSPIE Defense and Commercial Sensing 2023で発表した(LightIR 10-135 f/3.6製品ページLightIR 18-225 f/3.6製品ページ)。

これらのレンズは,低SWaP(サイズ,重量および消費電力の削減)高性能,モータ駆動式連続ズームレンズの「LightIRファミリー」に新たに追加された製品で,より小さいサイズの「VGA 10μmFPA(フォーカルプレーンアレイ)IRディテクター用」に最適化されている。

これらのレンズは,レンズの長さと重量を大幅に削減し,レンズが組み込まれている光学システム全体のサイズと重量を大幅に削減する,光学要素を減らしたコンパクトな設計が特長。レンズの重さはそれぞれ250gと300gで,類似のレンズよりも20%ほど小さく,10-135mmレンズは市場で最も小さい連続ズームレンズの一つとなるとしている。

11km(10-135mmレンズ)および15km(18-225mmレンズ)を超える検出範囲に加えて,ドローンや戦術UAV IRカメラなどの低SWaPおよび小型ジンバルサーマルイメージングアプリケーションの厳しい要件に適しているとする。

2.7°(10-135mmレンズ)および1.6°(18-225mmレンズ)のNFOVを備えた設計により,過酷な環境でも回折限界に近い性能の実現が可能。また,見通し線(LOS)の安定化,アサーマル化,ズーム範囲全体でのフォーカスの維持,高いイメージング性能などの課題にも対処し,レンズのメカニカルおよびエレクトロニカルインターフェースにより,カメラシステムへの容易な統合を保証するという。

なお,この製品については,オフィールジャパンが,日本国内にて販売するとしている。

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