FASE,裸眼3D映像の医療向けタブレット発売

エフ・エー・システム・エンジニアリングは,医療用の手術及びCT,MR映像等の動画,静止画をMOVファイルで入力すると,メガネなし3D立体映像が見える「3D Tab for Medical」の販売を5月末より開始する(ニュースリリース)。価格はオープン。

サイドバイサイドフォーマットの静止画,動画映像をMOVファイルでタブレットに入力すると鮮明なメガネなし3D立体映像として表示され視聴できる。

液晶パネルにストライプ状の遮光板を貼り付けた構造で,右目には右目画像,左目には左目画像だけを観察できる状態をパララックスバリア方式で実現している。観察者の両眼視差の応用でメガネなし3D立体視を観察可能としている。Tabの内蔵カメラによる視点位置検出によって3D映像を観察できる範囲が広く,安定した3D認知が可能。

医療用3D録画した3Dコンテンツの手術手技教育やCT,MRの大腸解析ボリュームデータのナビゲーション3D映像としての利用を想定しているという。

この製品の主な特長は以下のとおり。
・3D Tab独自の操作性によりタッチ操作のみで3D表示
・Tabの持つ特徴はそのまま利用可能
・小型,軽量で適視距離は約36cm

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