ZMP,光センサー搭載の開発用自律移動ロボット発売

著者: sugi

ZMPは,マルチセンシング自律移動ロボット「KheperaIV」に屋内位置検出システムとレーザーレンジファインダーを搭載した,「KheperaIV 周辺環境認識パッケージ」の販売を開始する(ニュースリリース)。価格は99.4万円(税別)。

この製品は,スイスのロボットベンチャーK-Team社の最新小型移動体の研究開発用パッケージ。直径140mmのコンパクトなボディに,カメラ,12個の赤外線センサー,5個の超音波センサーを搭載し,汎用的なC言語での制御プログラムが開発できる環境を提供している。移動機構は独立二輪駆動方式を採用し,4~7時間の長時間実験が可能な研究開発用自律移動ロボット。

搭載する屋内位置検出システム(StarGazer)で天井に貼付されたマーカーを検出した結果とレーザーレンジファインダーの周囲形状の検出結果を統合することで,より高精度な自己位置推定が可能となる。

また,外部から電池を交換可能なバッテリーキットを搭載し電池が切れることなく開発を行なえる。こうした高精度の周辺環境認識結果を用いて,屋内実験環境でのロボット制御・自律移動の研究,群制御によるシミュレーションや協調制御アルゴリズム等の開発に利用できるとしている。

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