自然研究者ゲーテ

著者: admin
ドイツの大文豪ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ(1749−1832/図1)は詩人,小説家,劇作家で,法律家でもあり政治家であり,更に自然科学にも大きな興味を示していました。今回は科学者とまでは言わず,“自然研究者”の側面からゲーテの世界を覗いてみましょう。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    関連記事

    • レゴブロックの世界

      10月に無事終了した大阪・関西万博では,シンボルとなっていた大屋根リングが話題になっていました。高さ約12 m(一部約20 m)で,外径約675 m,周長約2 kmの構造物で,109個の木架構ユニットをつなぎ合わせて造ら […]

      2025.11.06
    • 水素の技術

      地球温暖化対策が叫ばれる中で「カーボンニュートラル」のキーワードで様々な動きが見られます。そのひとつに,燃焼してもCO2を出さない水素の技術が注目されています。特に近年の異常気象などを日常的に経験していると水素技術の開発 […]

      2025.10.10
    • ドン・キホーテのビジネスモデル

      生活スタイルを大きく変えた発明の一つにスーパーマーケットの発明があります。1930年に米国のマイケル・カレン(1884−1936)が開業したスーパーマーケット「キング・カレン」が世界初の店といわれます。購入者がショッピン […]

      2025.09.10
    • 三遊亭圓朝の世界

      今では余り聞かなくなりましたが,日本では昔から暑い夏の時期には花火のように怪談が付き物でした。そんな怪談に関して落語家の三遊亭圓朝(1839−1900/図1)が深く関わっていました。今回は発明や特許には直接関係ありません […]

      2025.08.13
    • プラスチックごみリサイクル技術と特許

      地球環境問題がクローズアップされるようになって久しいですが,解決までにはまだ長い道のりといえます。例えば,2016年に英国でサーキュラーエコノミーを推進するエレン・マッカーサー財団が世界経済フォーラム(WEF)と協力して […]

      2025.07.10
    • ド・オヌクールからダ・ヴィンチへ

      欧州の芸術や科学技術の歴史を振り返る時に,14世紀のルネサンス期や18世紀以降の産業革命が大きな出来事として取り上げられます。しかしその前には“12世紀のルネサンス”と称される時期がありました。そしてその時期の後半にフラ […]

      2025.06.10
    • 都市鉱山(レアメタル)

      近年の小型電子機器や電動車等々で要となる部品はレアメタルによって支えられていると言ってもよさそうです。しかし,稀なる金属の産地は偏在している上に国際情勢が不安定な状況では,素材確保にも大きなリスクが伴います。一方で都市鉱 […]

      2025.05.10
    • 映画史を振り返る

      最近ある方からの話に刺激されて読み始めたのが『アリスのいた映画史(彩流社:吉田はるみ著)』です。映写機の発明といえば米国のトーマス・エジソン(1847−1931)やフランスのリュミエール兄弟(兄:1862−1954,弟: […]

      2025.04.10
    • 円周率(π)あれこれ

      或る資料で「ワーキングメモリ」の記述が目に留まりました。ちょっと気になる認知心理学で用いられる概念で,曰く「作業や動作に必要な情報を一時的に記憶・処理する能力」だそうです。高齢者になるとこの機能が低下するとのこと。その容 […]

      2025.03.10
    • オプトキャリア