富士通フロンテック,低照度で稼働する太陽電池センサービーコンを開発

富士通フロンテックと富士通研究所は,太陽電池により倉庫内の通路や屋内の非常階段などの低照度環境で動作するビーコンを開発した(ニュースリリース)。

IoTの浸透に伴い,様々な施設内においてビーコンの活用範囲が拡大しているが,24時間稼働させるためには,商用電源の確保や電池の交換など給電の課題があった。開発したビーコンは,太陽光発電と蓄電機能を搭載しており夜間や暗い場所でも連続動作が可能。また低照度(50 lx)環境でも太陽電池のみで動作が可能であり,病院や倉庫,工場など様々な利用シーンでの活用が可能。

蓄電デバイスとして電気二重層キャパシタを搭載したことにより,夜間や消灯時などの無光源時でも連続で長時間稼働(約30時間)を実現し,幅広い現場に対応する。温湿度・照度センサーを標準搭載しており,周囲の環境をセンシング可能(センサーについては、用途に応じてカストマイズ可能)。123mmx24mmx12mmという小型ボディに,太陽電池と蓄電デバイス,複数センサーの搭載を実現した。

今後,様々な利用シーンにおいて実証実験を行なうとともに,評価機の貸出を開始する。第一弾として2018年3月から「会津若松Akisaiやさい工場」で実証実験を行なっており,実験から得られた成果を反映して,製品の利便性,拡張性を向上させ,2018年度下期中に一般提供を開始する予定。

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