和歌山県立医大と住友電工,先進的な医療機器の創出を目指す包括的連携協定を締結

和歌山県立医科大学と住友電気工業は,産学連携によるイノベーションの推進を通じた先進的な医療機器の創出等の実現により,両者の発展並びに国民福祉の向上に貢献することを目的とした,包括的連携協定を結ぶことに合意し,7月10日に協定書に調印した。

この包括的連携協定は,先進的医学研究に基づき高度医療を実践する和医大が有する多様な医療分野のニーズと,住友電工が保有するモビリティ,エネルギー,コミュニケーション分野を中心に培ってきた技術シーズをマッチングさせることで,先進的な医療機器の創出等を実現しようというもの。

この協定締結に先行して,5月14日に第1回マッチング交流会を試験的に実施した結果,和医大が研究している先端的医療分野において,住友電工が保有している技術の応用可能性が明らかになった。今後,年4回程度のマッチング交流会を開催し,有望な共同開発テーマの探索を進める。また,共同開発を進める中で,必要に応じて両者の研究者の交流の促進も図っていく。

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