1.はじめに
走査型可視光レーザープロジェクター1)は,必要な映像を必要な場所にピントずれなく提示できるという利点がある。壁,床,道路などに情報を表示することで,新たな価値を創出できる。さらに,ドローンを活用することで,表示場所の自由度が向上する。ドローンにプロジェクターを搭載することで,地面や壁に自由に描画できるだけでなく,空中にスクリーンを設置することで,三次元空間を最大限に活用した表示が可能になる。
我々はこれまでに,可視光LD光走査技術を用いて,表示,照明,電源,通信,LiDARによるセンシング等を備えた多機能な「IoT照明ステーション」を提案・実証してきた2〜5)。また,ビーム走査型プロジェクターと空中スクリーンをドローンに搭載することで,レーザー空中サインシステムを実現した6)。本稿では,システムの概要,屋外での原理検証実験,そして事業可能性を探るための各種イベントでの公開での屋外実証実験について報告する。
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