九大ら、記憶を積極的に忘れさせる神経細胞とその制御メカニズムを発見

九州大学大学院理学研究院教授の石原健氏、同システム生命科学府博士5年の井上明俊氏らは、名古屋大学大学院理学研究科教授の松本邦弘氏、准教授の久本直毅氏らとの共同研究によって、遺伝学的手法とイメージング技術とを組合せて記憶の忘却について解析し、神経細胞が忘却促進シグナルを放出することによって、記憶を積極的に忘れさせる仕組みがあることを明らかにした。

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この仕組みを解明したことは、高等動物における忘却制御機構を解析する基盤として重要であると考えているとのことだ。

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