薄暗闇に浮かぶ影 不覚にも,テニスで自打球を右目に当ててしまった。しばらくは目に強い痛みを感じ,涙がポロポロと止まらない。目をつぶっているのに視覚には白い星がいくつも光っている。強い衝撃のために光視症が起きていたのだ。。 なんとか目を開 […] 2022年10月14日 ひかりがたり ひかりがたり 第115話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
4Kの恩恵 東京では夏のオリンピックが2度,開催された。1度目は1964年。当時,僕はまだ幼い子供だったけれども,白黒テレビで見た開会式や三宅選手の重量挙げのシーンは今でも記憶に残っている。そして2度目の開催は2021年。今や熱帯 […] 2022年09月05日 ひかりがたり ひかりがたり 第114話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
赤毛のアンがつくった虹 「赤毛のアン」を初めて読んだ。僕は,この小説は「夢見る乙女が読む物語」という偏見を持っていて,なんとなく近寄り難いイメージを持っていたのだ。先日,手持ち無沙汰で家の書棚の中から適当に本を引っ張り出したら,それが「赤毛の […] 2022年08月08日 ひかりがたり ひかりがたり 第113話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
これは光か 夜中にふと目が覚めてしまった。雨戸がない部屋に寝ているから,カ ーテンの隙間から月明かりが差し込んではいるが,それでも室内は充分に暗い。なんだか目が痒いので,両目をつぶって親指の付け根でぐりぐりこすったら,一瞬,視界に […] 2022年06月30日 ひかりがたり ひかりがたり 第112話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
黒いキャンディはゴムの味? オランダでは「ドロップ」と呼ばれる黒いキャンディーがまるで国民食のように食べられている。以前,オランダを訪れた時に,スーパーマーケットにこのドロップの専用のコーナーがあって,ポテトチップスのように様々なメーカーの様々なタ […] 2022年06月14日 ひかりがたり ひかりがたり 第111話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
光と風と 「みんなのうた」というNHKのテレビ番組が放送開始から60年を超えたらしい。日本人であれば,この番組で放送された曲のいずれかが記憶のどこかに残っているだろう。 僕は「風と光と(スキーの歌)」という曲が忘れられない。「私が […] 2022年05月20日 ひかりがたり ひかりがたり 第110話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
栄光と光栄ってどんな光? 子供の頃,僕が住んでいた札幌で冬のオリンピックが開催された。日本が高度成長期であったこともあって,オリンピックに向けて札幌の街は大きく変わった。地下鉄が通り,地下街ができた。石川啄木が「大いなる田舎」と呼んだ札幌は都市に […] 2022年04月01日 ひかりがたり ひかりがたり 第109話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
あかりは青かった 年末に自宅のリビングの天井に取り付けてあるシーリングライトのリング型蛍光灯を交換しようとしたら,ソケットの樹脂部分がポロポロと崩れてきた。よく見れば他の部品も黄ばんでいて,強くつまんだらやっぱり壊れてしまう。考えてみれば […] 2022年03月09日 ひかりがたり ひかりがたり 第108話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
自撮り考 カメラの主役がスマホになり,デ ィスプレイの側についているカメラ(インカメラ)を使った自撮りが普通の行為となった。僕も,一人で山に登った時などに自撮りを試してみるのだが,どうもうまくいかない。 なんだかしかめっ面になって […] 2022年02月03日 ひかりがたり ひかりがたり 第107話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
高千穂に宿る光 この秋,宮崎県の高千穂に行ってきた。高千穂は天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の一行がこの世界に天降ったと言う,天孫降臨の地である。 そんな神話の故郷であるせいか,秋の実りの季節に神へ […] 2022年01月05日 ひかりがたり ひかりがたり 第106話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)