AR・スマートグラス市場は、AI機能の統合を一つの契機として、成長フェーズへの移行が進んでいます。一方、VR(仮想現実)はゲームやトレーニング分野を中心に一定の市場を形成しているものの、成長は比較的緩やかな状況にあります。こうした背景からXR市場は現在、VR=用途特化型の成熟初期市場、AR=今後の成長が期待される領域という構造へと変化しています。
本講演では、AR/スマートグラスを中心に据えつつ、VR/MRを含めたXR市場全体を「市場構造」「技術動向」「競争環境」の観点から整理します。主要企業の取り組みと最新イベント(Display Week 2026、AWE 2026、MicroLED and AR/VR Connect 2026)を踏まえ、今後の市場展開と競争上の重要要因を整理します。
特に以下の論点に注目します。
・ハードウェア中心から、AI・UX・開発環境へと移行する競争軸
・用途に応じた技術の最適配置(VR・AR・MRの棲み分け)
・ARグラスの位置づけの変化(スマートフォン代替ではなく、AI活用デバイス)
技術面では、Micro LEDに加えてMicro OLED、LCOS、網膜投影、QDELといった複数のディスプレイ方式について、その商業化条件を整理します。さらに、次世代光学技術として注目されるメタレンズの可能性について取り上げます。
さらに、実用化における主要課題である「重量・熱・消費電力・処理能力」のトレードオフに焦点を当て、システム統合設計の観点から実装上の論点を説明します。
プログラム
13:30~17:00
【第1部】 XR市場の全体像
・技術中心から価値・体験中心への移行
・VRとARの現在の位置づけ
・今後の競争軸(UX・開発環境・エコシステム)
【第2部】 市場構造と2026年の現在地
・VR市場の現状と課題(用途特化・スケール制約)
・AR/スマートグラスの成長背景(AI・省電力・軽量化)
・最新イベントの示唆(Display Week / AWE / MicroLED and AR/VR Connect 2026)
・顕在化する課題(入力・UX・ソフトウェア)
【第3部】 技術動向とシステム設計アプローチ
・ディスプレイ技術の比較(Micro LED / Micro OLED / LCOS / 網膜投影 / QDEL)
・光学方式と適用領域
・メタレンズの可能性
・システム設計課題(重量・熱・電力・演算)
【第4部】 AI統合と競争環境
・AI前提デバイスとしてのARグラス
・UIの進化(音声・視覚・コンテキスト統合)
・主要企業の戦略(Meta / Apple / Qualcomm / 中国勢)
【第5部】 ユースケースと市場展開
・用途別の市場性(VR / AR)
・価格帯と普及条件
・中長期ロードマップ(〜2030)
【まとめ】
・市場整理のポイント
・今後の注目点
・質疑応答
講師
沖本 真也 氏 沖為工作室(同)Founder & CEO
受講料
受講価格:33,000円(税込)* 講演資料代含む。
お問合せ先:
セミナー内容に関するお問合せ 担当:山本、三島 支払いに関するお問合せ 担当:光岡、伊藤
TEL:
(03)3269-3550
E-mail:
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