光と風と 「みんなのうた」というNHKのテレビ番組が放送開始から60年を超えたらしい。日本人であれば,この番組で放送された曲のいずれかが記憶のどこかに残っているだろう。 僕は「風と光と(スキーの歌)」という曲が忘れられない。「私が […] 2022年05月20日 ひかりがたり ひかりがたり 第110話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
栄光と光栄ってどんな光? 子供の頃,僕が住んでいた札幌で冬のオリンピックが開催された。日本が高度成長期であったこともあって,オリンピックに向けて札幌の街は大きく変わった。地下鉄が通り,地下街ができた。石川啄木が「大いなる田舎」と呼んだ札幌は都市に […] 2022年04月01日 ひかりがたり ひかりがたり 第109話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
あかりは青かった 年末に自宅のリビングの天井に取り付けてあるシーリングライトのリング型蛍光灯を交換しようとしたら,ソケットの樹脂部分がポロポロと崩れてきた。よく見れば他の部品も黄ばんでいて,強くつまんだらやっぱり壊れてしまう。考えてみれば […] 2022年03月09日 ひかりがたり ひかりがたり 第108話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
自撮り考 カメラの主役がスマホになり,デ ィスプレイの側についているカメラ(インカメラ)を使った自撮りが普通の行為となった。僕も,一人で山に登った時などに自撮りを試してみるのだが,どうもうまくいかない。 なんだかしかめっ面になって […] 2022年02月03日 ひかりがたり ひかりがたり 第107話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
高千穂に宿る光 この秋,宮崎県の高千穂に行ってきた。高千穂は天照大神(アマテラスオオミカミ)の孫に当たる瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)の一行がこの世界に天降ったと言う,天孫降臨の地である。 そんな神話の故郷であるせいか,秋の実りの季節に神へ […] 2022年01月05日 ひかりがたり ひかりがたり 第106話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
目抜き通り? 目抜き通りといえば,銀座中央通りとか,パリのシャンゼリゼとか,ニューヨークの五番街などが“the 目抜き通り”という感じだろうか。「目抜き通り」は,“その街の中で最も賑やかな通り”という意味の言葉だ。 この言葉にはなんだ […] 2021年12月13日 ひかりがたり ひかりがたり 第105話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
熊の撃退法 ─モナリザ効果の効用─ 西丹沢の白石峠でまったりと風の音を聞き入っていたら,どこからかドドドドという音が聞こえてきた。自衛隊の演習の音かな,などと思っていたら,その音は次第に大きくな ってくる。そういえば登山道の入り口には熊目撃情報が出ていた。 […] 2021年11月05日 ひかりがたり ひかりがたり 第104話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
蝉が見る夏の光 ツクツクボウシが鳴き始めると,遊び呆けているうちに,未だ白紙の夏休み帳の存在が頭の片隅でずんずんと大きくなり出した子供の頃の夏の後半を思い出す。 ツクツクボウシに限らず,夏の思い出には蝉がつきものだ。それは,暑さを増強す […] 2021年10月06日 ひかりがたり ひかりがたり 第103話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
暗室のアクシデント 光学実験や写真の現像など,多くの光に関する作業が暗室の中で行われてきた。作業の最中にドアを開けられたり,明かりが点灯してしまったりすると,それまでの苦労が水の泡になってしまう。最悪の場合には装置が壊れてしまう。そんな事故 […] 2021年09月07日 ひかりがたり ひかりがたり 第102話 著者: 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき)
鵜の目鷹の目 もう何年も前のことだけれども,僕は四国の松山で開催された学会に参加した。せっかくの四国ということで,僕は仲間とともに,大洲市の鵜飼を見に行くことにした。大洲市の肱川(ひじかわ)で行われる鵜飼は日本3大鵜飼として有名なのだ […] 2021年08月02日 ひかりがたり ひかりがたり 第101話 著者:納谷 昌之(なや まさゆき)