2012年の太陽電池セル・モジュール世界市場規模は前年比104.9%の31.97GWに

矢野経済研究所では2013年2月~6月にかけて太陽電池セル・モジュールと部材の世界市場の調査を実施。結果を「2013年版 太陽電池セル・部材市場の現状と将来展望」としてまとめた。

概要は以下の通り。

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◆2012年の太陽電池セル・モジュール世界市場規模は前年比104.9%の31.97GWと推計、2020年には63.45GWに拡大と予測  2012年の太陽電池セル・モジュール世界市場規模は、前年比104.9%の31.97GW(メーカー出荷容量ベース)と推計した。今後も、国・地域の顔ぶれは変わるもののワールドワイドでは旺盛な需要が継続して見込めるため、市場は2 ケタ前後の成長を遂げ、2020年には63.45GWに拡大すると予測する。

◆太陽電池部材市場でも一大生産基地となった中国の影響力が増すものの、日本の太陽電池部材メーカーの新たな素材・技術を導入した開発も進む  ここ数年、中国の太陽電池部材メーカーは、供給する部材の品質が高まる傾向にあり、それらの部材を安い価格で市場に供給し始めている。そのため、封止材やバックシートでは中国部材メーカーがシェアを高めており、カバーガラスでも中国市場においては国産比率がほぼ100%に達した。その結果、中国市場に進出していた日本や欧米の太陽電池部材メーカーは販売量を急激に落としているものとみられる。さらに、太陽電池の低価格化の進行に伴い部材価格も下落するなど、部材メーカーを取り巻く環境は厳しさを増している。ただ、太陽電池メーカー間での競争激化により、太陽電池メーカーは競合他社との差別化をはかっており、部材メーカーによる新たな素材・技術を導入した提案を歓迎する動きがある。それに呼応した日本の太陽電池部材メーカーのさまざまな製品開発が進んでいる。

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