月刊OPTRONICS 特集序文公開

量子暗号通信の実用化に向けた最近の動向

著者:東芝デジタルソリューションズ㈱ 村井信哉, 佐藤英昭

1.はじめに

量子コンピューター技術の急速な進展により,これまで解を得るのが難しかった問題を短時間で解決できる可能性が出てきている。一方で,現在の情報通信で広く利用されている暗号アルゴリズムが,今後量子コンピューターを使って短時間で解読される可能性が高くなるため,我々の社会を支えている情報通信インフラの安全性が脅かされる恐れがある。現在でも,通信路を流れるデータを傍受して保存しておき,大規模な量子コンピューターの完成を待って傍受したデータを解読するという攻撃(Harvest now, decrypt later攻撃)が存在するため,長期間にわたり機密性を保持する必要のある情報は,速やかに対策の検討が必要となっている。

このような状況の中,将来にわたって安全な通信を行うための新しい技術として,量子暗号通信が注目されている。本稿では,量子暗号通信の実用化に向けた最近の動向について述べる。

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