アマダミヤチは,ファイバーレーザ溶接機「ML-6810C」と「ML-6811C」を発売した(ニュースリリース 1/2)。
「ML-6810C」は,運転時の消費電力を約35%低減。高出力CW発振によるなめらかな溶接ビード面を実現した。また,専用出射ユニットを用いることで,アクティブヒートコントロールに対応。加工部の入熱を精密に制御することが可能。高品質が求められる自動車用部品や高精度溶接を求められる機械部品等の加工に適しているという。
出力は1000W,マルチモード。消費電力は最大4.0kW/待機時1.0kW以下,波形繰り返し/変調繰り返し数は1~1000pps。
「ML-6811C」は,ラインナップ初となるシングルモードモデル。シングルモードはガウシアン(正規)分布のビームプロファイルを形成する。小径ファイバーの使用により熱影響が少なく,マルチモードと比較し細く深い溶け込みが得られる。溶接用途に加え切断用途のニーズも見込まれる電子部品や電池関連部品に用いられる精密溶接に適しているという。
出力は1000W,モードはシングル(M²≦1.4)。消費電力は最大4.0kW/待機時1.0kW以下,波形繰り返し/変調繰り返し数は1~1000pps。