古河電工,愛知にレーザーアプリケーションラボ設置

古河電気工業は,愛知県豊田市にレーザーアプリケーションラボ「CALL」(コール)を開設したと発表した(ニュースリリース)。

モビリティの電動化に伴い、車両に搭載されるキーコンポーネントの高効率化・大出力化・小型化が求められている。自動車部品製造時の銅溶接工程では,使用される銅の使用量およびそれにともなう接合点の増加に対応するため,生産性の高いレーザー溶接の適用が期待されている。

同社は,Blue-IRハイブリッドレーザ「BRACE」を2022年1月に製品化し,同年3月より千葉事業所(千葉県市原市)内のレーザーアプリケーションラボにおいて,銅溶接に最適化されたレーザー溶接ソリューションの開発ならびにパートナーとの共創提案を進めてきた。

一方,この製品の特長である低熱害かつ安定したスパッタフリー溶接に対する期待が大きくなるにしたがい,より近い場所でより密接に共創を進めたいという要望があったという。

そこで,中部地区に拠点を置くパートナーとの共創の場として,古河電工トヨタテクニカルセンター(愛知県豊田市)内にレーザーアプリケーションラボ「CALL」を開設した。レーザーアプリケーションラボには「BRACE」が設置され,パートナーが持ち込むサンプルでテスト加工を行なうことができる。

「CALL(Chubu Advanced Laser processing Laboratory)」の名称には,パートナーに声がけし(CALL)あらゆるモノの加工プロセスを共に創り出してゆく(Co-creation+ALL)ことへの強い思いを込めたという。同社では今後,「BRACE」の高出力化も計画しており,次世代の電動車に搭載される様々な電動化部品へも溶接ソリューションを提案していくとしている。

キーワード:

関連記事

  • オキサイド、フェムト秒レーザのポーランドFluence社と業務提携

    株式会社オキサイドは2026年4月21日、ポーランドのフェムト秒レーザメーカーであるFluence Technology(以下、Fluence社)と業務提携を締結した(ニュースリリース)。両社はフェムト秒レーザ分野におけ…

    2026.04.30
  • IPGフォトニクス、深紫外ナノ秒レーザーの新シリーズを参考出品【OPIE26】

    IPGフォトニクスは、OPIE26において266nmの深紫外ナノ秒レーザーを参考出展した。 出力は10Wで、最大パルスエネルギーは2μJ。繰り返し周波数が<2.7kHz、ビーム品質が<1.2の仕様となっている。また、同社…

    2026.04.24
  • 【探訪記】最新レーザー技術を体感する,IPG「Fiber Laser Days」レポート

    IPGフォトニクスジャパンは7月25日,愛知県安城市にある中部テクニカルセンターにて,同社の製品・技術を紹介する見学会「Fiber Laser Days」を開催した。同センターは同社のレーザーを用いた加工試験を実際の材料…

    2025.09.18
  • MSP+,uLEDレーザー溶接機とダイボンダーを開発

    台湾Micraft System Plus(MSP+)は,「uLEDレーザー溶接機」と「HBM高精度ダイボンダー」を開発した(ニュースリリース)。 マイクロLEDディスプレーや高度な半導体部品製造における精度と可用性が重…

    2025.09.11
  • EX-Fusion,レーザー核融合の応用研究施設を開設

    EX-Fusionは,レーザーフュージョンエネルギー実現の基盤技術であるレーザー制御の応用研究を行なう同社研究拠点を中小機構が運営する京大桂ベンチャープラザ(京都市内)に開設したと発表した(ニュースリリース)。 同社はこ…

    2025.03.24

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア