月刊OPTRONICS 特集序文公開

レーザーによるコンクリート構造物内部欠陥検出装置の開発

著者:(公財)レーザー技術総合研究所 倉橋慎理

1.はじめに

道路橋やトンネル,河川管理施設などの社会インフラと呼ばれるコンクリート構造物の多くは1950 ~ 1960 年代の高度経済成長期から2000 年代前半までにわたって集中的に整備されており,高経年による老朽化が懸念されている。施設の耐用年数は一般的に50 年程度とされているが,建設から50 年以上が経過するインフラは今後加速度的に増えていくと見込まれており,現状では道路橋の約4本に1本,トンネルの約5本に1本がそれに相当しているとの報告がある。耐用年数を超過した社会インフラは本来ならば全面的な建替えや改修などにより計画的に更新されることが望ましいとされるが,現状ではコスト面などの問題から点検や補修など適切な維持管理を施すことでインフラの延命化を図るものが多い。インフラによって人々にもたらされる恩恵を次世代へ継承していくためにも,社会全体として老朽化問題に取り組んでいくことが求められている。

このような現状を受け,当研究所では鉄道トンネルや高架橋などコンクリート構造物の欠陥をレーザーで遠隔探傷する技術の開発を進めてきた。

本稿では,新幹線トンネルの内部欠陥を検出するために開発した装置と,水中のコンクリート構造物を検査するための技術開発について紹介する。

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