光論卓説

光論卓説の記事一覧

全11件中 1〜10件目を表示
  • 【主張】ノーベル賞授賞式、ダブル受賞が示す日本の存在感と底力

    ノーベル賞の授賞式が10日夕刻(日本時間11日未明)、スウェーデンの首都ストックホルムで開催され、医学・生理学賞を受賞した坂口志文氏(大阪大学)、化学賞を受賞した北川進氏(京都大学)の両氏が出席し、その晴れがましい様子が...

    2025.12.11
  • 【主張】科学技術力の低迷に歯止めを

    高市早苗氏が憲政史上初となる女性首相となり,日本の「新たな時代」が幕を開けた。公明党の連立離脱,そして日本維新の会の合流という紆余曲折を経て誕生した高市政権だが,目の前には物価高対策,外交・安全保障,社会保障政策など課題...

    2025.11.11
  • 【主張】日本が守るべき光技術

    経済安全保障が国家戦略の中核に据えられる時代において,科学技術の優位性は単なる産業競争力の源泉にとどまらず,国際的な交渉力や自律性の基盤となっている。とりわけ,半導体産業と光・レーザー技術は,情報通信,製造,医療,宇宙・...

    2025.10.10
  • 【主張】限界への挑戦を支える光技術

     女子ゴルフ海外メジャーの今季最終戦となる全英女子オープンでは,山下美夢有が安定したショットと強靱なメンタルで見事な優勝を飾った。海外メジャー制覇は,日本人としては6人目の快挙である。さらに驚いたのは,トップ5 に日本人...

    2025.09.11
  • 【主張】政府は国際的な潮流を読み,先端科学におけるパートナーを熟慮せよ

     ここ数年来,国政選挙では与野党ともに,目玉となる政策は経済対策が中心であった。今回の参院選でもこの傾向は変わらず,先端科学への投資や海外との連携といった政策が,各党の公約や議論の俎上にほとんど上らなかったのは残念と言う...

    2025.08.11
  • 【主張】量子技術 真価が問われる101年目

     人々の関心事は,その心と同じで移ろいやすい。そのため,メディアは,新しいニュースにすぐに飛びつき,ときに「これでもか」と言わんばかりに騒ぎ立て,そして潮が引くかのごとく離れていく。  メディアの有り様を批判しているわけ...

    2025.07.11
  • 【主張】光技術者育成のための教育体系を

     2025年度から就学支援金の所得制限が撤廃され,高校授業料の実質的な無償化に向けて大きく進展する。その高校で学ぶ授業内容,つまり学習指導要領の次回改訂に向けての動きもこれから本格化する。  すでに有識者検討会が組織され...

    2025.06.13
  • 【主張】インフラ応用/老朽化対策に光技術を

     日本の社会インフラの老朽化が懸念されている。道路,橋梁,トンネル,上下水道など,日々の生活や経済活動を支えるこれらのインフラは耐用年数を超えた構造物も多く,全国的に点検・補修のニーズが急速に高まっている。しかし,点検や...

    2025.05.10
  • 【主張】政府・業界はペロブスカイト太陽電池の普及に丁寧な説明を

    ペロブスカイト太陽電池の実用化が目前に迫っている。ペロブスカイト太陽電池は軽量かつフレキシブルであり,さらにシリコン太陽電池並みの高い変換効率を誇るなど,優れた特性を備える。そのため,従来は太陽電池パネルの設置が困難であ...

    2025.03.12
  • 【主張】日本は再び「科学技術立国」を目指せ

    政府が昨年12月に閣議決定した2025年度予算案のうち,科学技術関係(科学技術振興費)は1 兆4221億円と,前年度当初に比べ0.9%増となった。数年来,科学技術振興費は1%前後でわずかながらも増え続けてきたが,そもそも...

    2025.02.07

新着ニュース

人気記事

新着記事

  • オプトキャリア