LED/有機EL照明,「多様化」したラインナップで差別化を

LEDチップとパッケージは次世代製品への展開へ

LEDのデバイスメーカーとして,シチズン,東芝,サムスン,エピスターなどが次世代のデバイスを出展した。

写真1 左「Vivid Type LED」,右「ハロゲン(Ra100)」比較した場合,鮮やかさがと白色の違いがはっきりと分かる。各比較写真の右下のアイシャドウの色の比較がもっとも分かる。(撮影:Granage LLP)
写真1 左「Vivid Type LED」,右「ハロゲン(Ra100)」比較した場合,鮮やかさがと白色の違いがはっきりと分かる。各比較写真の右下のアイシャドウの色の比較がもっとも分かる。(撮影:Granage LLP)
■シチズン電子「Vivid Type COB」で鮮やかな色を表現

シチズン電子は「CITILED」COBシリーズとして「Vivid Type COB」を今回新しく発表した。同製品はCLL020シリーズとCLL030シリーズを揃え,それぞれ暖色系と白色系を開発。発光効率は61.6 lm/W〜64.4 lm/W。2014年5月からサンプル配布を開始し,2014年7月から量産開始する予定だ。

この「Vivid Type LED」はその名の通り,鮮やかな色を表現できるパッケージ製品だ。写真1,2のように「Vivid Type LED」「ハロゲン(Ra100)」を並べた場合,各比較写真の右下のアイシャドウの色の比較がもっとも分かりやすく見えるが,「Vivid Type LED」のほうが色を鮮やかに見える。この色の見え方については,見え方の忠実性の指標であるCRI(Color Rendering Index)が一般的に利用されているが,同社説明員によると「高CRIが必ずしも好ましい見え方となるわけではないと」という。

写真2 「Vivid Type LED」である。右のVivid Typeは白が引き立っていることが分かる。(撮影:Granage LLP)
写真2 「Vivid Type LED」である。右のVivid Typeは白が引き立っていることが分かる。(撮影:Granage LLP)

確かにVivid Type COBは他製品に比べ,筆者の目には対象物の色が鮮やかに見え,また白色部分についてはこれまで以上に白さが際立つ製品として感じとれた。日本語での表現はされていないが,日本語であえて表現した場合は「高演色」ではなく,「高彩色」だというところだ。

これまでのパッケージは既存照明や省エネ要求による置き換えや明るさを追求する製品の開発が多かった。そのためパッケージの差別化が難しい中で,シチズン電子は20,000 lmを超える大光束製品や高効率製品に加え,超彩色の表現として「Vivid Type」のリリースにより,ユーザの要求と使用シーンに応えるランナップを揃え,他社との差別化を狙う。

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