LED/有機EL照明,「多様化」したラインナップで差別化を

写真12 日亜化学の新製品の説明パネル(撮影:Granage LLP)
写真12 日亜化学の新製品の説明パネル(撮影:Granage LLP)
■日亜化学,178 lm/Wの高効率製品を展示

日亜化学が展示したのは高発光効率パッケージ「385Aシリーズ」。その中で,NFSW385WはRa80,5000 Kのとき178 lm/Wと高い発光効率を誇る。高効率・小型・薄型パッケージ「757D-V1シリーズ」,ワイドビュー,極小パッケージ「T02Aシリーズ」(サイズ1.2×0.7×0.75 mm)の新製品,まもなく販売を予定し,現在開発中の「219B-V1シリーズ」(1 Wクラスで5000 Kで175 lm/W,セラミックパッケージ)を展示した(写真12)。

■サムスン電子,2016年にはNano LED

サムスン電子のブースでは,今後の開発に関する展示があった。2015年にはGaN on Si,2016年にはNano LEDの開発を進める。

この中で,Nano LEDとは蛍光体を使用しない技術だ。詳しい説明は無かったが,これは量子ドットを応用するもので,量子ドットの大きさを変えると色が変わる。これらからRGBを作成し,白色を作る。現在のLEDは薄膜で作られているため,二次元であるが,Nano LEDの構造は三次元だ。この技術はかなり前から研究されているが,安定的に作ることは難しく課題も多い。しかし,同社では他社との差別化や新技術として取り組むようだ。

関連記事

  • 世界最大の光技術イベントで感じた「変化の兆し」 Photonics West 2026

    潮目が変わったのか  数年来、PWではビッグネームのブース配置が固定化され、展示内容も大きくは変わっていない。このため、展示ラインアップに進展はあるものの、「代り映えしない」と感じる人は少なからずいたはずで、来場者の減少…

    2026.02.17
  • 情報通信の通信機能以外のご利益

    (コンサルティングの分類) コンサルタントとお付き合いがあった方はご承知の通り,コンサルテーションには訪問型と常駐型という分類があります。必要なタイミングでコンサルテーションの場に訪問するか,あるいはコンサルテーションを…

    2020.03.18
  • 「どっちか」より「どっちも」

    (社会科学は自然科学より難しい) 大学で心理学を専攻し,アンケートによる意識調査を専門にしている先輩がいました。口癖は「社会科学は自然科学のように簡単ではない」でした。最初に聞いた時には,何を言っているのか意味が分かりま…

    2020.03.03
  • 聞くは一時の恥とは言いますが

    (企業家の成長) 親会社が証券会社だったこともあり,新しいベンチャー企業へ訪問する機会がよくありました。証券会社をはじめとする金融企業へ,従来に比べ熱心にコンタクトしてくるのは,一層の成長を目指し従来以上の資金需要が生じ…

    2020.02.18

新着ニュース

人気記事

編集部おすすめ

  • オプトキャリア