英Oxford Instrumentsは,科学カメラのメーカーの仏First Light Imaging SASを買収したと発表した(ニュースリリース)。
2011年に設立されたFirst Light Imagingは,フランスのエクサンプロヴァンス近郊に拠点を置き,天文学やライフサイエンスに応用されるSWIR(短波赤外)および可視光画像用の高速,低ノイズの科学カメラの設計と製造を専門としている。
First Lightは,同じく科学用カメラメーカーでOxford Instrumentsグループ企業である,Oxford Instruments Andorの傘下に入り,主要な学術機関や企業にまたがる共通のグローバル顧客基盤を持つことになる。
なお,Oxford Instruments Andorは,親会社であるOxford Instrumentsとの連携を強化するため,4月9日にAndor Technologyより社名を変更している。
First Lightのカメラは,Oxford Instruments Andorの既存の科学用カメラポートフォリオを高度に補完するものであり,この買収により,両社の製品を強化し,隣接市場への拡大の機会がもたらされるとしている。