QDレーザは,「小型マルチカラーレーザ光源」の販売を開始した(ニュースリリース)。
この製品は,小型パッケージに4波長のレーザーを集積した光モジュールで,フローサイトメトリー,顕微鏡および検査装置等のバイオメディカル検査装置に最適な光源だという。
405nm~905nmから最大4波長のレーザーをユーザーの用途に合わせて選択可能。その中の1波長は同社独自の光出力安定度に優れた小型可視レーザー(532nm,561nm,594nm)から選択できるという。パッケージはコンパクトな手のひらサイズ(80 x 80 x t30mm),光ファイバはシングルモードファイバと偏波保持ファイバを選択可能で,各波長の光出力は20mW以上となる。
オプションでドライバボードも提供しており,プラグアンドプレイ化を可能にする。波長やパッケージ等のカスタム対応も可能で,装置の小型化,低コスト化に貢献するとしている。