【光技術フェア】オフィール,各種IRレンズを展示

光技術展示会「光とレーザーの科学技術フェア」(会期11月11日~13日,於 東京都立産業貿易センター浜松町館)において,オフィールジャパン/スペクトラ・フィジックス(赤外線フェア 5F-55)は,大小様々な赤外線レンズを展示している。

小さなものでは,自動車用ナイトビジョンに実績があるという13.6mm,f/10,固定フォーカスのアサーマルレンズ(温度非依存レンズ)や,同じく固定フォーカスのレンズで,驚異的な低価格ながらゲルマニウム製レンズを使用し,価格と性能を両立したというアサーマルレンズなどを展示する。

中型ではUAVおよびドローン搭載用のモーター駆動式連続ズームレンズを各種展示。その目的から小型軽量化が徹底されており,15~75mmのモータ駆動式連続ズームレンズは,f/1.2を達成しながら重量320g,電力消費量平均値<0.15A(最大3A)を達成している。

大型では新製品となる45-90mm,f/4.0の監視カメラ向けモーター駆動式連続ズームレンズを展示。HDフォーマットとなっている。同社の製品は全てゲルマニウムレンズとなっており,軍事用途でも使用される耐久性を兼ね備える。

その他関連ニュース

  • ニコン,車載用望遠・広角一体化レンズを開発 2024年12月19日
  • 名大,AIで究極のX線レンズを作製する方法を開発 2024年12月02日
  • 産総研,簡便なレンズ表面の球面度校正法を開発 2024年11月29日
  • 【interOpto2024】光陽オリエントジャパン,扱いやすい水性が登場,黒色赤外線吸収水性アクリル塗料 2024年10月30日
  • 【interOpto2024】大興製作所,NIRとSWIRのSPOT光源を開発 2024年10月30日
  • 三菱電機,広画角の80×60画素赤外線センサーを発売 2024年10月24日
  • ニコン,紫外線カメラ用Cマウントレンズを発売 2024年10月22日
  • 東北大ら,屈折率がSiの約1.5倍の近赤外線材料を発見 2024年10月17日