アイ・アール・システム,赤外線センサー素子を発売


アイ・アール・システムは,独trinamiX製「PbS/PbSe赤外線センサー」の発売を開始した(会社HP)。

trinamiX独自の薄膜封止技術をセンサーチップに直接施すことにより,水分や酸素など周囲環境の影響を受けにくく,劣化を抑制した高耐久性能を実現。薄型ベアチップ(電極付き),PCBサブマウント実装タイプ,TO-CANパッケージなど,用途に合わせて選択可能な形状となっている。

成分検知・材料分別,火花検出・火炎制御,ガス検知(NDIR)など,安全性,耐久性が求められるさまざまな用途への応用が可能。開発をサポートする評価キットや光学フィルタなども提供しているという。

この製品の主なラインナップは以下のとおり。
・シングルピクセル(0.5mm□-10mm□)
・マルチシングルピクセル(2-8ピクセル)
・マルチピクセル(2-16ピクセル)
・リニアアレイ(最大512ピクセル)

WEBセミナー【コロナと戦う光技術】
2020年8月26日(木)
公衆衛生×光技術-銅の抗菌作用,構造材料の微生物腐食機構,青色レーザーによる銅加工
2020年9月3日(木)
紫外線技術と細菌・ウイルス不活化の有効性を考察する

その他関連ニュース

  • 北大,ニュートリノと光の相互作用の解明に成功 2023年09月15日
  • 阪大ら,新構造デバイスによる深紫外光発生に成功 2023年09月13日
  • 日機装,深紫外線LED水除菌モジュールを発売 2023年09月05日
  • Teledyne FLIR,広角赤外カメラモジュールを発売 2023年08月25日
  • ifm efector,光電センサーをアップグレード 2023年08月25日
  • 京大ら,赤外線で原子が同じ方向に運動する現象発見 2023年08月01日
  • 群大,微粒子可視化システムで空気の汚染状況を確認 2023年07月12日
  • 静岡大ら,PSIにPBSが結合した超複合体を精製 2023年07月03日