【展示会初日】
いよいよ初日。弊社が事務局運営しているOPIE(毎年春にパシフィコ横浜で開催)やSPIEが主催するPhotonics West(毎年1月下旬,もしくは2月上旬にサンフランシスコで開催)と比べても,各社は小間数をかなり増やして出展している。
会場そのものが広いというのもあるが,ヨーロッパで隔年での開催という事もあり,特にヨーロッパ企業のブースはかなり力を入れた展示となっていた。まず初日の記事は,特に広いブースを使い目立った出展社の様子を写真と共にアップする。なお,月刊OPTRONICSでも後日詳報する予定だ。
Blackbird Robotersysteme(ドイツ)
リモート溶接スキャニングシステムを開発する同社は,スキャニングシステムをロボットに搭載し,オンザフライ溶接の動態展示を行なっている。
TRUMP Laser-Technology Industry(ドイツ)
新製品を多数出展。このうち注目はUV-フェムト秒レーザーとファイバコア50μmに対応するシングルキャビティの5kW,8kWディスクレーザー。
Han’s Laser Technology Industry Group(中国)
中国レーザーメーカーの中でも市場シェアが高い同社は,ハイパワーレーザーと加工機を多数出展している。
Laserline(ドイツ)
同社は高出力赤外半導体レーザーや,新製品となる高出力青色半導体レーザーをアプリケーションを交えて紹介している。
IPG Laser(ドイツ)
新製品を多数発表。このうち,注目はウルトラファーストレーザー。
Wuhan Raycus Fiber Laser Technologies(中国)
中国市場でシェアが高い同社。今回,中高出力のファイバーレーザーを多数出展している。
MKS Instruments(アメリカ(Spectra-physics・Ophir Spiricon Europe・Newport))
UVナノ秒レーザーの6Wモデルを出展。超小型発振器が特長の「Explorer」シリーズにラインナップ。
Coherent Shared Services(アメリカ)
微細加工用UVフェムト秒レーザーを出展。
ARGES(ドイツ)
加工用スキャニングヘッドを多数展示。
Edmund Optics(アメリカ)
多数の光学素子をデモを交えて紹介している。
TOPTICA Photonics(ドイツ)
量子コンピューター用光源および光周波数レーザーなど研究開発用光源を展示する。
Shanghai Institute of Optics and Fine Mechanics(中国)
中国トップレベルの研究機関が意欲的な出展を行なっている。