阪大ら,超高強度レーザーの固体加熱メカニズムを解明

大阪大学,米ネバダ大学,理研,独XFEL,独フリードリッヒ・シラー大学,米カリフォルニア大学サンディエゴ校,米リバモア国立研究所は共同で,超高強度レーザーによる固体加熱のメカニズムに関する論文を発表した(ニュースリリース)。

この研究は超高強度レーザーによる固体加熱のメカニズムを明らかにするとともに,レーザー照射された金属チタンが数百万度の高エネルギー密度状態になった兆候を,新しいX線計測手法により捉える事に世界で初めて成功したもの。

この成果はレーザーにより金属内部のエネルギー状態を制御する指針を与え,将来応用が期待さえる高輝度X線源など新量子線源の開発につながるものだとしている。

その他関連ニュース

  • 京大ら,高出力狭線幅フォトニック結晶レーザー実現 2024年02月28日
  • 理研,シングルサイクルレーザー光をTW級に増幅 2023年12月20日
  • 阪大ら,イオンの流れで温冷自在の熱デバイスを開発 2023年12月07日
  • 【光フェア】メンロー,ファイバーレーザーを紹介 2023年11月09日
  • 阪大ら,2光子衝突による電子・陽電子対生成を発見 2023年08月21日
  • フォトテクニカ,超短パルス生成モジュールを発売 2023年07月31日
  • ウシオの700nm帯LD,Innovation Award受賞 2023年07月03日
  • SP,アト秒科学向け新技術を発表 2023年06月29日