大阪大学,米ネバダ大学,理研,独XFEL,独フリードリッヒ・シラー大学,米カリフォルニア大学サンディエゴ校,米リバモア国立研究所は共同で,超高強度レーザーによる固体加熱のメカニズムに関する論文を発表した(ニュースリリース)。
この研究は超高強度レーザーによる固体加熱のメカニズムを明らかにするとともに,レーザー照射された金属チタンが数百万度の高エネルギー密度状態になった兆候を,新しいX線計測手法により捉える事に世界で初めて成功したもの。
この成果はレーザーにより金属内部のエネルギー状態を制御する指針を与え,将来応用が期待さえる高輝度X線源など新量子線源の開発につながるものだとしている。