ヤマザキマザックは,最新のレーザー技術であるDDL(ダイレクト ダイオード レーザー)を採用した出力は4kWの新型レーザー加工機「OPTIPLEX 3015 DDL」 の日本での販売を開始する(ニュースリリース)。価格は1億390万円。
DDLは,現在主流となっているCO2レーザーやファイバーレーザーに続く,次世代のレーザー技術。CO2レーザーやファイバーレーザーに比べて波長が短く(0.97μm)各種材料での熱吸収率が高い(反射率が低い) ことから,高反射材の切断や薄板・中板の高速切断に適している。またエネルギー変換効率はCO2レーザーの4~5倍と省エネ性が高いことも特長。
この製品は,DDLの特徴を活かした高速・省エネ加工に加え,レーザー光を制御するマルチコントロールトーチや各種インテリジェント機能による高品質かつ段取時間を短縮した高効率な加工を実現する。
また,高速・高精度制御を可能とする新開発のCNC装置「MAZATROL PreviewG」を搭載,19インチの大型タッチパネルやエルゴノミクスデザインの採用により操作性をさらに向上させた。