ものづくりの新たな可能性を引き出す!レーザ彫刻機市場の現状

アイデアを形にする加工機の一つとして,レーザ彫刻機(レーザカッターやレーザプロッタとも呼ばれる)がある。皮革や木材,紙・アクリルなどの材料を削ったり,切り抜いたり,マーキングすることで,例えば,オリジナリティ溢れるパーソナルギフトが完成する。

最近ではこの装置を備えたカフェも登場するなど,ものづくりムーブメントを支えるデジタルマニュファクチャリング機器として注目されている。工業分野ではサイン・ディスプレイ業界や木工加工業界,衣料繊維業界,文具業界などに導入が進んでおり,独自の市場を形成している。

現在,国内においてレーザ彫刻機市場には米国UNIVERSAL LESER SYSTEMS(ユニバーサル社),台湾GCC,オーストリアtrotec,フランスGRAVOGRAPH,米国EPILOG LASERなどのメーカが参入しており,このうち,ユニバーサル社とGCCのシェアが高い。この2社で市場の70%を占めると言われている。

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