1 はじめに
近年,太陽光発電システム導入に向けて加速させるため設置制約の少ない軽量型の太陽電池が注目されている。軽量型太陽電池の一つであるペロブスカイト太陽電池は従来型の10分の1程度の重さになることが見込まれる。政府目標として,超軽量の次世代型太陽電池であるペロブスカイト太陽電池の導入目標を2040年に約20 GWとしている。そのような目標をもとに,年間生産量も2030年以降2 GW程度が期待されている。このように将来性の見込まれるペロブスカイト太陽電池であるが,使用する部材や製造技術等の点で,本格的な普及には解決が求められる課題も残されている。その課題に対しては多角的なアプローチが見込まれ,多方面の事業者による参入の余地が大きいため,新たなサプライチェーンの構築も期待されている。本稿では,ペロブスカイト太陽電池の技術課題に触れつつ,我々が開発したペロブスカイト太陽電池自動作製システムについて紹介する。
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