ともすれば状況をつかみにくい海外に目を向け,特に米国を中心としたオプトロニクス関連の研究開発について,長年光技術に関わってきた筆者が紹介します。

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5Gの普及と光アクセス網の整備

本文をしたためている2020年8月の第1週現在も,コロナの猛威は収まる気配がありません。本稿が皆様のお目に触れるのは9月初め。お盆の時期が過ぎたあとですし,事態がどの様に進んでいることかと,気に掛かります。 つい最近,総 […]

情報通信を支えるオプトエレクトロニクスの役割は重要

50年ほど前に,アルビン・トフラーは情報化社会の到来を予言しました。「第3の波」の出版は丁度40年前。その中で,小氷期の終了(1万年ほど前)と共に農業革命が起こり,200年ほど前には蒸気機関の開発・普及などに伴って産業革 […]

活況を呈す,紫外線光源・システム

大昔から知られてはいたことなのですが,銅や真鍮の強力な抗菌(抗ウイ ルス)作用が,このところ再び注目を集めています。 コロナウイルスに対する直接的な効用は,どうもまだ確認されていないようですが,ノロやインフルエンザなどさ […]

五感を呼び覚ます技術がアフターコロナでは重要

新型コロナが依然,世界的に猛威をふるっていますが,この所,ウイルスの性質も少しは分かってきて,治療薬も使われ始めました。新型コロナを抑え込むには,手洗いの励行,マスクの使用などと同時に,三密(密閉,密集,密接)の回避が重 […]

新型コロナウイルス後のオプトエレクトロニクス技術

本稿に取りかかっているのは,緊急事態が宣言されて2日目です。要請に従って,外に出てぶらぶら,を自重していますので,良くは分かっていませんが,私の近隣でも,人通りや車の往来は,多少,少なくなっているようです。 この,2~3 […]

将来のフォトニック材料への期待

 先月に続き,新型コロナウイルス関連,ウイルスの猛威は収まるどころかますます拡大中です。本文を記しているのは3月9日ですが,感染者数は全世界で10万人を超えたそうです。 イランの他,イタリアやフランス,ドイツなど,西ヨー […]

エネルギー問題と光技術の研究開発

新型コロナウイルス騒動の最中に本稿をしたためることとなってしまいました。1月下旬,報道によると,罹患した人の数が1日に1.5倍前後の割合で増加していましたので,患者数は,そのまま指数関数的に増大して,2月上旬には50万人 […]

注目を浴びる水中光無線通信技術

水中光通信に係わる研究開発が再び活発化しているようです。再び,と書いたのは,レーザーが発明されて間もない頃から,レーザー光の水中伝搬実験が始められていたからです。筆者がかって勤めていたNICT(当時の通総研)の前身である […]

量子レーダーの進歩

半年ほど前の稿(2019年7月号)で,量子技術関連に対する我が国の研究開発投資は,現状,他国に比べて非常に貧弱であることなどを書きました。そこでは,量子コンピュータの実現性についてかなり懐疑的な意見も出ていることも紹介致 […]