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3D白色干渉顕微鏡による三次元表面性状測定とその応用

近年の微細加工における精度の向上は目覚ましく,加工部品の表面に仕上げ加工を施し,機能性を付すことで付加価値を高めるプロセスが広く実用化されている。例えば表面加工によって摩擦を低減,または付加することで部品同士の動力伝達を […]

「ひかり探検」に続く,光学習教材を用いた光学講座

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結像と光学系(Ⅱ)

3. 光軸と主光線 3.1 光軸 図3.8に示すように、光学系の中心を通る軸を光軸と呼ぶ。座標系では、通常、この軸をz軸とすることが多い。 3.2 主光線 光の伝搬を考える時、図3.8のように、光束の中心を主光線と呼ぶ。 […]

結像と光学系(Ⅰ)

1. 座標系 平面あるいは空間上の点の位置を示すために,座標系が必要となる。平面上の点は2次元座標系,空間内の点は3次元座標系を用いる。 1.1 2次元座標系 1.1.1 直交座標系 我々にもっとも馴染みのある座標系は, […]

光の伝搬(Ⅲ)

4. 反射と屈折 この章では,幾何光学の基本的な法則である,反射の法則と屈折の法則を説明し,前章で解説した光線追跡の手法により,それらによる光の伝搬を計算する。 4.1 正反射と乱反射 光が物体に入る時,その光の一部は, […]

光の伝搬(Ⅱ)

3. 光線追跡 3.3 厳密な光線追跡 3.3.1 近軸光線追跡との相違 前号で説明した近軸光線追跡では,大まかな光の伝搬しかわからない。したがって,レンズの結像性能などの評価はできない。 一方,厳密な光線追跡の計算は複 […]

光の伝搬(Ⅰ)

1. はじめに 光の伝搬を考える際,前章第6節で説明したように,光を光線の集合として考え,それらの光線が,光学系の中をどのように屈折あるいは反射するのかという視点から光を捉える幾何光学と,光を波として捉える波動光学がある […]

光とは(Ⅵ)

8. 屈折率 8.6 全反射 8.6.1 原理 前号において,屈折の法則について説明したが,屈折率の高い媒質から小さい媒質へ光を入射させる時,入射角をどんどん大きくしてみよう。屈折角は入射角よりも必ず大きくなるから,図1 […]

光とは(Ⅴ)

8. 屈折率 8.1 光速度 光や電波が真空中を進む速度は,秒速29万9,792.458キロメートル(秒速約30万キロメートル)と決められている。これは,1秒間に地球を七周り半,月まで1.28秒で到達する速度である。「決 […]

光とは(Ⅳ)

6. 幾何光学と波動光学 前節までに,光は波であるが,波長が短いためにその性質が現れにくいということを説明してきた。さまざまな光の性質を考える上で,このことを考慮して二つの見方がある。 6.1 幾何光学 光を光線の集合と […]

光とは(Ⅲ)

5. 光と電波の違い 5.1 波長と振動数(周波数)の関係 前号の図1.8に示したような,正弦波状に振動して伝搬する光を考える。時刻t=0における電磁波のある点が,振動して∆t秒後に同じ位相の位置に戻るとする。この間に進 […]

光とは(Ⅱ)

4. 電磁波 4.1 光と電波 電磁波である光は,真空中を伝わることができる。昔の人が理解できなかったように,媒質のない空間を伝わる波というのは,直感的にイメージが湧かない。 弦を伝わる横波は,カメラで写真を撮れば,その […]