シャープは,6インチサイズの単結晶シリコン太陽電池セルにおいて,世界最高となる変換効率25.09%を達成したと発表した(ニュースリリース)。
同社の高効率な太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」のバックコンタクト構造と,単結晶シリコン基板の表面にアモルファスシリコン膜を形成するヘテロ接合の技術を融合した「ヘテロ接合バックコンタクト構造」により,単結晶シリコン太陽電池セルの高効率化を実現した。
この太陽電池セルは,新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が実施するプロジェクト「高性能・高信頼性太陽光発電の発電コスト低減技術開発」の一環として同社が開発し,電気安全環境研究所(JET)が変換効率を測定した。