豆電球にシンパシー

豆電球といえば,小学校の頃に持っていた実験キットを必ず思い出す。理科の教材だったか「学研の科学」の付録だったか,よくは覚えていないのだけれど,よくある「電池と豆電球の実験」の少し洒落たやつ,という感じである。

平べったいプラスチックの箱の中で電池と豆電球をつなぎ,箱のスイッチを押すと豆電球が光るという実にシンプルな構造だ。豆電球の光は箱の両面の窓から外に放射されるようになっていて,それぞれの窓は赤と青のセロハンでできていて,片方の窓からは赤,反対側の窓からは青の光が放射される仕組みだ。

自分で配線(ただつなぐだけ)をし,電池を入れてスイッチを押すと赤や青の窓がピカリと光るのを見て,最初は嬉しかったけれども,窓が青や赤に点滅するだけの仕掛けはあまりにも地味で,僕はすぐに飽きてしまった。

この続きをお読みになりたい方は
読者の方はログインしてください。読者でない方はこちらのフォームから登録を行ってください。

ログインフォーム
 ログイン状態を保持する  

    新規読者登録フォーム

    同じカテゴリの連載記事

    • 動体視力という視力 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年06月11日
    • 何かに見えるということ─パレイドリア─ 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年05月10日
    • にんじんケーキの彩りの謎 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年04月11日
    • 油の虹は雨上がりに現れる 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年03月12日
    • 光に関する忘れ物 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年02月12日
    • 金魚に騙される─立体という幻─ 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2024年01月10日
    • アトを超えるもの 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2023年12月12日
    • 白い虹 納谷ラボ代表 納谷昌之(なや まさゆき) 2023年11月10日